僕は夕食を食べ過ぎないよう抑えるために、30分のランニングをしています。
ランニングをすると、ホルモン分泌の影響で「食べ過ぎ」を抑えることができるんですよね。
⇒【簡単・おすすめ】夜ご飯の前ランニングで過食を抑えるダイエット術
ランニングで汗をかいてストレスを発散できるので、無理なく「ストレス喰い」をやめられます。
ランニング後に夕食をとるメリットは、それ以外にも「味覚の変化」にあります。
ランニングの前と後だと、「うまい!」の感動が2倍くらい多く感じるんですよね。
なぜ運動後のご飯やお酒は美味しいのか?
今回は「味覚メカニズム」についてご紹介します。
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味覚の5大要素
「味覚」というのは次の5つから構成されています。
- 甘味・・・砂糖、ケーキ、チョコレート
- 塩味・・・塩、醤油、味噌汁
- 酸 味・・・酢、レモン、梅干し、
- 苦味・・・コーヒー、ビール、
- 旨味・・・かつおぶし、こんぶだし
運動で味覚は変化する
仙台大学の学会報告「身体運動が味覚に与える影響」によると、あることが分かりました。
それは、『運動後は味覚が低下した状態になる』ということ。
味覚が低下するというのは、普段より味が濃く感じられるという状態です。
また、味覚の5大要素の全てにおいて、同じ効果でした。
ちなみに運動は、有酸素運動(ランニング、ウオーキング、水泳など)や無酸素運動(筋トレ)のどちらでも、ほぼ同じ結果であるとのこと。
運動やサウナの後やに飲むビールは「うまい!」って感じますよね?
それは味覚の変化が影響しているってことです。
なぜ運動後は味覚が変化する?
運動することで体の栄養素が減少し、「体が欲している状態」になるためです。
例えば運動すると汗をかきますが、汗をかくと体内の塩分も一緒にが放出されますよね。
体の塩分が不足するので、摂取すると『体が喜ぶ=美味しい』になるメカニズムです。
睡眠欲や性欲もそうですが、体って自分がしてほしいことを満たすとアドレナリンを出して「幸せ〜」ってなりますよね。
食欲も同じで、5大要素がそれぞれに「幸せ〜」をアピールしているってことですね。
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味覚の変化を利用して「食べ過ぎ」を抑える
冒頭で少しお話しましたが、僕は夕食の食べ過ぎを抑えるために、食前にランニングをしています。
ランニングをすると食欲が減るメカニズムはこの3つです。
- 食欲を刺激する「グレリン」という胃に分泌されるホルモンが抑制されるため
- 「ペプチドYY」という腸管のホルモンも抑制される
- 運動により血糖値があがるため胃にエネルギーが行かない
つまり食前にランニングすることで、「食べる量を減らせる」、「うまい!が倍増」の2つの効果を得られます。
夕食は就寝の2〜3時間前に取るのが理想といわれますが…。
なかなか時間がとれないですよね。
ましてや僕のように「食べる」ことで1日のストレスを発散するタイプは、食べる量を減らすこと自体が拷問に感じます。(笑)
ダイエットを成功させるポイントは「無理なく持続できる」ことです。
夕食前のランニングは、無理なく続けられるダイエット方法なのでオススメです。
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